友人がぎっくり腰になったようで。
友人からぎっくり腰になったと連絡がありました。
学生時代からの親友で、県外に住んでいるけど月1から2回は会う、いちばん何でも話せる友人。
本当に頑張り屋さんで、器用な方ではないものの、気遣いができて持ち前のタフさで頑張っている人。
以前、一度体を触らせてもらったことがある。
首の骨から胸椎にかけて背骨が後ろに出たり前に出たり。筋肉は弓の弦のように張っていて、病院でみる患者さんよりもすごいと感じるほどでした。
普段の仕事の負担や、周囲への気遣いや、落ち込んだ気持ちや、名前もつかないようなやるせない気持ちや、
仕事大変でさ〜とか
上司がさ〜とか
話は聞いていたものの、その体を触って、たくさんのものを抱えていることが伝わってきてしまいました。
今回のぎっくり腰も、そういう”抱えているもの”がもうだめって出てきたんだと思います。
休みなよって言うけど
それが出来ればね〜って。
何か言ったりアドバイスしたりはできるけど、結局は本人次第で。
そこに結局無力さやもどかしさを感じるのです。
患者さんをみていてもそうで、結局本人の考え方や生活の上に成り立っているもので、それを変えるのは知識や技術があっても簡単ではなくて。
親しい友人でさえそんな感じなのです。
なにがゴールなんだろう...とか考えてしまいますね。
とりあえずはぎっくり腰の症状は寛解しているようなので...友人として口酸っぱく言って聞かせる事にします。